どうして芸能人は違法薬物で逮捕されるか?

近年ではほとんど数ヶ月ごとに芸能人が違法薬物の使用や所持で逮捕されています。近いところでは、2017年の5月にKAT-TUNの元メンバー田中聖が大麻取締法違反容疑で逮捕されました。後に不起訴処分となりましたが、こういったニュースを見るたびに、我々一般人は芸能界の薬物汚染を実感してしまいます。
なぜ芸能人は薬物使用で逮捕されることが多いのでしょうか?その理由を考えてみました。

1.大きく報道されるので印象に残る

薬物の違法使用で逮捕される人の数は毎年1万人を超えますが、一般人が逮捕されても大きく報道されることはありません。
しかし芸能人の場合、報道量が多いので印象に残りやすいのです。
例えば2016年に薬物の違法使用で逮捕された主な芸能人は、以下に挙げる人数に留まります。

  • 高知東生
  • 清原和博
  • 高樹沙耶(益戸育江)
  • ASKA
  • 田口智治(「C-C-B」の元メンバー。代表曲『Romanticが止まらない』)
  • 杉田光央(NHK『おかあさんといっしょ』の9代目歌のお兄さん)

芸能人ではなく「芸能関係者」にまで枠を広げると、この人数は多少増えますが、薬物逮捕者数に対する芸能人の割合は、実は思ったほど大きくないのです。

2.芸能界のストレスが原因

薬物使用者に占める芸能人の割合は大きくありませんが、絶対数の少ない芸能人に対して逮捕者の数が多いというのは、なんとなく多くの人が実感しているのではないでしょうか?
芸能人はストレスでできていると言っても過言ではありません。早朝や深夜の集合は当たり前ですし、番組側や先輩達の意向にも沿わなければなりません。外見のケアも大切で、少しでも見た目が変わると「劣化した」などとネットの掲示板で難癖をつけられます。プライベートでも何かと注目され、ご近所付き合いでも色眼鏡で見られるのが日常茶飯事です。それにも関わらず、ファンや視聴者の前では笑顔でいなければいけないのです。そうしなければ仕事が減ってしまうからです。
仮に、上記のようなことを完璧にこなしていたとしても、同業者同士の争いがさらなるストレスを生みます。若手は次々と台頭してきますし、大御所は居座り続けるため、芸能界における自分のポジションの確保を常に頭に入れて行動しなければなりません。
こういったストレスから逃げるために、薬物に手を染める芸能人が後を絶たないとされています。誰にも見られることなく短時間で疲労とストレスを解消できる違法薬物は、彼らにとってある意味最適なリフレッシュ方法になってしまうのです。

3.カモにされやすい

ストレスが多い人は、芸能人以外にもたくさん存在します。芸能人が薬物に手を染める一番の理由が「カモにされやすい」ことかもしれません。
芸能人は顔が広く知られており、それなりの収入があると認知されています。そのため、麻薬の売人から狙われる確率も高くなり、それと知らずに親交を持って深みにハマるケースが見られるようです。
また、芸能人の中には銀座や六本木などのクラブで豪遊するのを趣味としている人もおり、そういった場所で違法薬物を進められ、逮捕に繋がることもあります。
違法薬物の売人にとって、芸能人は払いがよく、世間体を気にするため口が固く、しかもストレスが多いため頻繁に薬を買いに来る上客となります。結果的に長期に渡って薬物を常用し、逮捕に至ってしまうのです。