薬物事件を起こした、芸能人は海外に行けなくなる?

海外

薬物トラブルを起こす芸能人の話はよく聞きますが、芸能人と言えば海外での仕事も多いはずです。
国によっては薬物関係の罰則が非常に重い場合があり、麻薬を持っていただけで死刑になるケースもあると聞きます。
薬物事件を起こした芸能人は、海外への渡航が制限されるのでしょうか?

薬物トラブルで来日コンサートが中止になったケースも

一部の国ほどではありませんが、日本は入国に厳しい国です。犯罪歴があれば、一般人であっても芸能人であっても入国を制限します。
一般人の入国制限は、芸能人ほどセンセーショナルに報道されないため印象に残らないのです。
実際に薬物関係トラブルで来日できなかった芸能人も複数名います。
最も有名な例は、元ビートルズのポール・マッカトニーでしょう。
ビートルズメンバーでドラッグというとジョン・レノンのイメージが強いですが、実はポール・マッカトニーもなかなかトラブルが多いのです。
ポール・マッカトニーは1975年に日本公演のためビザを取りました。しかし当時の法務省がポール・マッカトニーの薬物犯罪の前科を問題視し、訪日直前にビザを無効としたのです。当然ながらこの公演は中止となりました。
1980年にもポールは日本公演のために来日しますが、成田空港で大麻を持っていたところを発見されて現行犯逮捕されています。このときは9日間拘留後に本国へ帰国させられており、やはり公演はできませんでした。
この例からわかる通り、薬物事件の影響で入国できなくなることはあるのです。

日本人は意外と大丈夫? 実は相手国次第な面も…。

日本のパスポートは世界的な信用度が高く、短期間の海外旅行なら大抵の国でビザが不要です。単純な入国審査のみで多くの国に入国できます。
芸能人が仕事で海外に長期滞在する場合はビザが必要となることがあります。ビザの制度は各国で違うため、薬物犯罪歴があればビザが下りないことも考えられます。
入国に意外と厳しいのがアメリカです。犯罪歴がある場合はビザが必要となり、入国が制限されます。
また、オーストラリアもビザにはうるさい国です。短期の旅行でもビザが必要であり、その際に犯罪歴がチェックされます。犯罪歴がある場合は、短期のビザであっても多くの手続きが追加されます。

意外な理由で入国拒否も

犯罪歴以外でも入国を拒否されることがあります。
例えばブラッド・ピットは中国政府を批判的に描いた映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」に出演したことで中国から入国拒否されています。
レディー・ガガは同性愛を支持する歌詞を発表したためマレーシアから入国拒否されています。
法律に違反していなくても、国によって思想が違うために入国拒否されることもあるのです。